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探偵L・ロサンジェルス編~墜ちた天使たち~(9)
   探偵L・ロサンジェルス編~墜ちた天使たち~(9)

 午後の保健体育の授業では、避妊の重要性やコンドームの使い方、性病の危険性のことについてなど、ほとんどの生徒が眠くなるような講義が行われた――いや、UCLAから招かれたヴォーン教授は、この手の授業を数多く行ったことのあるスペシャリストらしく、時にユーモアを交えて語られたその話は、なかなか面白かったともいえるだろう。だが、生徒の半数ないし、三分の一は「俺たちもう子供じゃないんだぜ?」というような顔をして教授の話を聞いていたといっていい。
 アリスは、ヴォーン教授の話のことなどより、メロのことが気になっていた。何度探してみても、講堂のどこにも彼の姿はない……(一体どうしたのかしら?)、そう思ってきょろきょろ辺りを見回す彼女は、まるでセックスに関する話を聞かされて、落ち着かなげに首をまわす子供のように見えたかもしれない。それで友達のジェシーがつんつんと脇を突ついて、アリスに小声で注意する。
「ねえ、アリス。あんた自分が今どんだけ間抜けに見えてるか、わかってる?」
「だって、メロがいないんだもの」
 ジェシーにそう小声で答えながら、アリスはなおも首をめぐらす。
「やめなさいってば。あとでクラスの頭カラッポ女たちに馬鹿にされたくないでしょ?」
 ジェシー・スミスは、アリスが転校してくるまでは、この高校一の秀才だった。けれど今は、学術弁論大会へ向けて、アリス・リードと最強タッグを組んでいる……ジェシーはアリスのことを、<滅多にいない子>だと思っていた。彼女は他人に対して媚を売らないし、人の顔色を窺うでもなく、いつでも思ったことをはっきり口にするのだ。
 バーバラ・ウォルシュやモニカ・パーカーのような子は、確かに人気はあるけれど、それは本当の意味での友情に裏打ちされた<人気>ではないと、ジェシーにはわかっていた。だが、そんなことを口にしてみたところで、「眼鏡にそばかす顔のブスが何言ってるのよ」と、そんなふうにしか思ってもらえないことも、よくわかっている。
「メロって、あの転校生のこと?まさかとは思うけど、アリス……ああいうのがタイプなの?彼は確かに格好いいかもしれないけど、あの顔は絶対女を泣かせそうだわ。もっとこう、他にもいるでしょう?あんたがルークのことをただの幼馴染みとしか思ってないことはわかってるけど、弁論部のアンディ・ヒューズとか……アンディは絶対、あなたに気があると思うわ。それに彼は一応、わたしとあなたに次いで、成績も3番目にいいみたいだし」
「自分より頭の悪い人なんて、絶対にごめんよ」
「ちょっと~。そんな高飛車発言してたら、この先一生結婚できないわよ、アリスは」
「そうかもね」
 ヴォーン教授が、マスターベーションする時に罪悪感を抱いてはいけない、むしろ避妊なしのセックスをするよりはマスターベーションを多いにすべしと言うと、講堂にどっと笑い声が起きる。
(きっとメロは、こんな馬鹿みたいな講義、聞きたくなかったのよね。彼がエスケープする道を選んだのは当然だわ)
 アリスはそう納得すると、スライドに性病に感染した女性の性器が映しだされるのを見て、あらためてうんざりする。不特定多数の異性と不純に交遊していると、こういう結末や罰が待っていると、ヴォーン教授は言いたいのだろう。この世界にエイズの特効薬が生まれたからと言って、性病がまったくなくなったというわけではない、彼は最後にそう言葉を結んでいた。
 ヴォーン医学博士の、非常にためになる性病講座が終わると、そのあとはもう放課後だった。アリスは一度教室へ戻ってきたメロのことを見つけると、すぐに消えようとする彼のことをなんとか捕まえようとする。
「ねえ、メロ。学術弁論部に入ってくれない!?」
「学術弁論部?」と、メロは鸚鵡返しに聞いた。微かに冗談じゃないというような空気を感じるけれど、アリスは怯まなかった。
「そう。簡単に言えば将来法学部を目指す人間が雄弁術を身につける部とでも言えばいいのかな……あ、べつに将来弁護士や検事になりたいなんて思ってなくても、全然いいのよ。ただ、結局世の中に出た時って、人前でスピーチしたりプレゼンしたり、色々そういう機会が多いでしょ?そういう時に雄弁術って、すごく役に立つのよ」
「……………」
(興味ないな)
 それがメロの本音ではあったが、どうしたものかと、しばし考える。アリス・リードにもっと接近するために、その弁論部とやらに入部しておいたほうが便利なような気もするが……。
「考えておく。とりあえず今日はこれから、クラブ活動の見学をしようと思ってるから」
「そう。もちろん無理にとは言わないわ。ところでメロは、スポーツ系と文系、どっちの部のほうがいいの?」
「まあ、スポーツ系だろうな」
 アリスはメロと廊下を並んで歩くと、それぞれのロッカーのところまで行った。すると、彼が何枚かの手紙らしきものをどこか不審気に見ていることがわかる――すかさずアリスは、弾丸のように彼の元まで走っていった。
「バーバラの招待状!?」
「ああ、そうらしいな」
 香水の匂いに軽く顔をしかめながら、メロはロッカーの中にその白い手紙を戻している。彼は香水の匂いも、それをつけた女も大嫌いだった。
「えっと、でも行かない……のよね?」
「行く気はない。だが、万が一ということもあるからな、一応取っておくさ」
「……………」
(もし仮に、ルーク・フォスターがバーバラ・ウォルシュの屋敷へ行くとすれば――この招待状が役に立つかもしれないからな)
「あ、メロ。これからクラブ活動を見てまわるんでしょ?じゃあ、できれば帰りに送っていってくれない?」
「ああ、わかった」
(やった!!)
 アリスは緑色の瞳を輝かせると、メロときのう会った化学実験室で待ち合わせをした。そのまま飛ぶように一階の南翼にある建物まで走っていく。
(やった、やったわ!!)
 化学実験室は、弁論部が放課後に使っている教室だったが、今はまだ部長のジェシーしかいなかった。それでアリスは喜びのあまり、思わず彼女に抱きついてしまう。
「どうしたのよ、アリス!?」
「メロが、帰りもわたしのこと、送ってくれるって……」
 肩で息をしている彼女のことを、ジェシーもまたぎゅっと抱きしめる。
「こんな気持ち、本当に初めてよ。どんな難しい数式も、なんかもうどうでもいい……!!」
「あんた、まさか本当にあのケールって子のこと……」
 ジェシーはアリスのこの変わりように、心底驚いた。彼女が転校してきてからすぐ、ついた仇名は<氷の女王>(アイス・クイーン)というもので、それは彼女がどこかツンと取り澄ましていて、冷たいように感じられるせいだったけれど――それが突然、豹変してしまったのだ。彼女と同じように、表面的には冷たい感じのする男の子の出現によって。
「あたし、てっきりアリスは、大学にでも進学して、それからじゃないと恋愛なんてしないんじゃないかって思ってたわ」
「そうよ。そのつもりだったの、本当は。っていうより、一生誰のこともきっと本当の意味では好きにならないままだと思ってたわ……でもきのう、ここでメロに会ってから、なんだかおかしいの。彼のことばかり考えてしまって……」
 他の部員たちが集まってくるまでの間、アリスは自分がポアンカレ予想を検証している最中にメロがこの教室へ入ってきたこと、そのあと少しの間言葉を交わしたことなどを話した。
 そしてそこまで聞くと、(ははーん)と、ジェシーはある部分納得する。おそらくこの学校中を探しても、彼女が解こうとしているものがポアンカレ予想だなどとは――数学や物理の教師でも言い当てられたかどうかわからない。だが、メロが彼女のその他人にはわからない世界観を理解したこと、その中にふたりであらためて新しい世界を構築したいと直感したことが……今回の<恋>に結びついたに違いなかった。
「ジェシー、あたしどうしよう。メロはきっともてると思うし、べつに相手はあたしじゃなくても……」
「何言ってんのよ。アリスはあたしと違って顔も可愛いし、その上頭までいいじゃないの。才色兼備っていうのは、あんたのためにあるような言葉よ。あとはただ、自分の想いさえ伝えることができれば……なびかない男はいないって」
「そうかしら?」
 言いながらアリスは、早速とばかり、鞄の中から鏡をとりだしている。きのうまでは、クラスのバーバラやモニカみたいな子が、同じ仕種をしているのを見ただけで――(馬鹿みたい)と思っていたのに。
「ねえ、化粧ってやっぱりしたほうがいいと思う?」
「どうかしらねえ……あのメロってあんたが呼んでる子、あんまりそういうの、好きっぽくないようにも見えるけど。なんだったら今週末、化粧品選ぶのつきあってあげよっか?」
「本当!?」
 アリスが両手を打ち合わせていると、副部長のアンディ・ヒューズと、その親友のウィル・マクドナルドが化学室へ入ってきた。今日は部員が全員揃ったら、弁論大会の模擬戦を行う予定だった。テーマは『地球の温暖化について』だったが、お互いにそれぞれ、相手の弁論の弱いところをどんどんついていくという手法をとる。
 この日アリスは、彼女らしくもなく、二回もとちった上、どこか集中力も散漫だった。ジェシーも、軽く溜息を着きこそすれ、あえてそれほど強く注意はしなかった――何故なら、いつものアリス・リードはあまりにも完璧すぎて、面白くないと部員の誰もが感じていたからだ。
 やがてメロが迎えにやってくると、アリスは誰が見ても恋をしているとわかる顔つきで、化学実験室を出ていく。部員たちは当然、「氷の女王にもついに春がやってきた!」と彼らの姿が見えなくなるなり騒ぎたてたわけだが――弁論部副部長、ポーカーフェイスのアンディ・ヒューズが傷心を胸に秘めていることを知っているのは、部長のジェシー・スミスだけなのだった。

 メロがアリスを化学室へ迎えにいく前、彼は屋内体育館で、バスケットの練習試合を見ていた。この高校はバスケットが強いことにかけてはつとに有名らしく、数多くのプロバスケットボール選手をOBにいただいている、歴史と伝統ある強豪チームだという話だった。
 今日はコートの半面をバスケ部が、もう片方をチアリーダー部が占拠して練習試合を行っている。まるで巨大スタジアムのような立派な体育館の中で、メロが真っ先に思うのは、つい先日ここで殺された一年生の男子生徒のことだったろうか。成績もよく、性格も温厚で、クラスの人気者というほどではないが、とても真面目ないい生徒だったという。
(一年生だった彼は、ハンドボール部の先輩に命じられて、ボール磨きをさせられていたらしい……運が悪かったとしか言いようがないが、突然銃を持った上級生がやってきて、その犯人に体育館倉庫から出ろと言われたわけだ。そして体育館の真ん中まで来させたところで、射殺されたらしいな)
 聞いた話によると、処刑については3秒ルールが適用されたということだった。まず最初に「神を信じるか?」と聞かれ、何も答えないと、今度は「悪魔を信じるか?」と聞かれる……この時、3秒以内に答えないと、犯人は即座に銃を発砲した。そして「神を信じるか?」と聞かれ、イエスと答えた人間はすぐに射殺、さらに「無心論者だ」と答えた者もやはり3秒以内に息絶える結果になったという。唯一生き残ったのは――「悪魔を信じるか?」と問われて、3秒以内にイエスと答えた人間のみらしい。
 事件後、「神を信じるか?」と聞かれてイエスと答えた生徒たちは聖人に等しい扱いを受けたのに対して――悪魔を信じると答えて生き残った生徒たちは、いくら生き残るためとはいえ、相当気まずい思いをすることになったという。そのほとんどが今、休学しているか、あるいは転校の手続きを取っているかのいずれからしい。
 メロは色別に分けられたいくつかのチームが、試合で勝ち上がっていくのを眺めながら、ルーク・フォスターの所属するグリーンのユニフォームを着たチームに注目した。フォスターの背番号は十三番だったが、彼は正規のユニフォームを着用する時にも、その番号を好んでいるという。そして、彼についた仇名が<Devil>。普通、13という数字は不吉であるとされており、プロのスポーツ選手もその背番号は避けるらしいが、彼は「そんなものは迷信だということを、俺が証明してやる」と、そう豪語しているらしい。
 この時メロは、速い展開で進むゲームを目で追いながら、ただひたすらルークの動きだけをしつこく監視し続けた。彼はポイントガードで、パス回しがおそろしく早い。そして、フリースローラインからのシュート、スリーポイントラインからのシュートはただの一度も外しはしなかった上――彼がゴール付近で取ったボールは、相手のディフェンスにもよるが、入る確率が極めて高い。
(これは偶然か?)
 もし、テレキネシスでボールを操れたとしたら、面白いくらいに彼の手にした玉がゴールに入るのも、不思議ではない……だが、ルーク・フォスターという青年の性格からして、超能力を使ってゲームに勝ったとしても、彼は喜ばないだろうと、メロはそんなふうに分析する。
(これはおそらくは……)
 そしてメロがチョコレートを一枚パキリ、と齧っていると――笛が鳴った。ゲームセット。112対84で、ルーク率いるグリーン・チームの優勝だった。
「そこのおまえ、優雅にチョコなんか食いながら、何見てやがる!!」
 練習が終わり、コーチが「今日はこれで解散!!」と言い渡して体育館から姿を消すなり――思いきり人差し指をメロに突きつけながら、ルークはそう怒鳴った。
「部活動の見学だ。悪いか?」
「あ~あ、悪いね!!テメェのその気味の悪い目つきで見られると、ムカッ腹が立って仕様がねえ!!そのお陰で俺が一体何度、ゴールを外しそうになったと思う!?」
「そんなこと、俺の知ったことじゃない」
 ヒュウ♪と、誰かが口笛を鳴らすと、チアリーダー部の女子たちも、反対側のコートの様子に注目しだした。
 ルークはまるで、浅黒い皮膚が破れんばかりに、こめかみの血管を盛り上がらせている。
「知ったことじゃないだとお!?テメェ、根性あるならそっから下りてきて、俺と勝負しろ!!コーチもいなくなったことだし、たっぷり可愛がってやるぜ!!」
 体育館の隅のほうで、今日の練習試合の様子を写真に収めていたアニスは、今月号の特ダネとばかり、興奮してシャッターを切りまくっている。見出しはそう――<ふたりの転校生、氷の女王を奪いあう>なんてどうだろう?
「いいだろう」メロは五秒くらい考えたあとで言った。いずれにしろ、このままでは拉致があかないと思っていたところだ。もし奴が超能力を使って試合に勝っていたのだとしたら、ここからはじかに体で確かめてみるしかない。
 他のバスケットの部員たちは全員、メロがルークのこの挑戦を断るものとばかり思っていたのだろう、互いに顔を見合わせたあと――これは面白いことになってきたと、みんな意味ありげな笑みを顔に浮かべている。
「ルールは?」
 階段状になっている座席からコートに下りてくると、メロはルークにそう聞いた。
「勝負はワンオンワンだ。制限時間20分以内に、どっちがより多くゴールを決めるかっていうことで、どうだ?」
「いいだろう」
 話が決まると、ホイッスルが鳴り、副主将のレイフ・ウィンクラーがセンターラインでボールを高く投げた。
 先にボールを取ったのは当然、二十センチも身長差のある、ルークのほうだった。いや、身長差だけではない――彼には類い稀なジャンプ力がある。メロはおそらく、彼と同じだけの身長があったとしても、ルークには負けていたかもしれない。
 先制点はルークが決め、そこからメロの反撃がはじまったが、体格のいい彼のディフェンスに邪魔され、やはりゴールを決めることが出来ないままだった。
(これでは、こいつが超能力を使うまでもないということになる……!!)
 そう思ったメロは、何度もファウルすれすれのプレイでなんとかルークのことを翻弄しようとしたが、なんといっても彼にはほとんど外れなくスリーポイントシュートを決められるという特技があった。それでメロはひとつもシュートを決められないままに、どんどん点数だけ開かされていく。
「おい、どうした、白人のチビ小僧!これでも俺は手を抜いてやってるんだぜ――せめて一点くらい、ゴールを決めてみたらどうだ!?ええ?」
(抜かせ!)
 メロはいくつもフェイクを入れてルークのディフェンスをかわすと、ゴール目がけて走っていった。彼は確かに、プロのスカウトが来ているルークほどにはバスケはうまくないかもしれないが――筋は良かったといえる。
「あいつ、なかなかいいドリブルをするな」
 副主将のレイフがそう言うと、
「それに、ゴール下での動きにもキレがあるし、カットインの仕方もうまい」
 レギュラーでセンターの、身長が2メートル以上もあるケビン・ディロンも同意した。そして隣にいた同じくレギュラーでフォワードの、ベン・スチュアートとパトリック・エヴァンスも顔を見合わせて頷きあう。
 ――結局、この短い試合はメロの惨敗ではあった。15対42。勝負が終わると、メロはルークのディフェンスで飛ばされた体を起こし、自分の負けを潔く認めた。
「そういえば、お互いに勝った時の条件を提示していなかったな。それで、ルーク。あんたは俺にどうして欲しいんだ?」
「アリスから手を引け」
 メロはしばし黙考したあとで、
「わかった」
と答えた。確かにこれは、正々堂々の、男同士の勝負だった。その上、ルークはフルタイムで試合を終えたばかりだったのだ。自分はそのハンデすら生かすせずに彼に負けた以上――その約束を守らないわけにいはいかないと、メロはそう思った。
「じゃあ、握手だ」
 左の手を差しだされて(彼はどうやら左利きらしい)、メロも同じく左手で彼と握手する。この時、ルークからはメロのことを目の仇にする、例の気違いじみた色合いが瞳の中から消えていたし、その時になって初めてメロは理解した――彼はアリス・リードのことさえ絡まなければ、つきあいやすい、それほど悪くない男なのだろう、と。
「だが、今日だけ彼女を送っていってもいいか?あんたと今日、この試合をする前に――アリスとは一緒に帰るという約束をした。だが、明日からは必要最低限、彼女とは接触しないよう心掛ける。それでどうだ?」
「いいだろう」
 そう言うと、ルークはタオルを一枚、メロに投げてよこした。彼自身もまたスポーツ用のタオルで汗を拭き、他の部員たちと一緒にロッカールームへと向かう……不思議と、メロのことを笑う者はひとりもいなかった。試合がはじまったばかりの最初の頃は、メロがへまをやらかすと口汚い野次が飛んでいたにも関わらず――そのうちに誰も何も言えなくなるような空気が、コート全体を包んでいたせいだった。
(やれやれ。バスケットがこんなに疲れるスポーツだったとはな)
 もちろん、ワイミーズハウスでもメロは、仲間の子供たちと一緒にバスケをしたことはある。だがどちらかといえば得意なのはサッカーのほうだった。それで、(これがサッカーなら負けなかっただろうがな)と一瞬思ったけれど、負け惜しみを言っても仕方ないと思い、南校舎にある化学実験室へ向かうことにした。



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【2008/09/18 04:18 】
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