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探偵L・アメリカ編『マンハッタンの枢機卿』~第Ⅹ章~
探偵L・アメリカ編『マンハッタンの枢機卿』

       第Ⅹ章

 ピピピピ、とモニターから発信音が流れ、『W』というイタリックの装飾文字が画面に一瞬現れて消えた。外部から受信したEメールを、ワタリが転送してきたという意味だった。イラクからアメリカまでの時差は日付変更線を跨いで約十時間ほどである。マギー・マクブライド大佐が<L>宛てにメールを送ってきた時、Lはマンハッタンの五番街にあるホテルの最上階で、三時のおやつを食べているところだった。レモンパイやパイナップルパイ、また定番のアップルパイを前に、どれから食べようかと皿の上で指をさまよわせる。
(ど・れ・に・し・よ・う・か・な・か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り……)
 などといちいち指で差さずとも、彼には最初からそれがアップルパイになるとわかりきっていた。それなのにそんな子供じみたことをして、おやつを食べるのを楽しむのがここ最近の彼にとっての習慣なのだった。
(昔はこんなことしなくても、すぐにパッと決まったんですけどね)と、もぐもぐとアップルパイを頬張りながら、Lは思う。(でもラケルの作るお菓子があんまり美味しいのでつい、迷ってしまって……この間彼女は自分のことをわたしがただの甘いもの製造機だと思ってると言って非難しましたが、どうして機械にこんなに美味しいパイが作れるでしょうか)
 次にLはパイナップルやレモンの酸味とクリームなどの甘味がほどよくミックスされたパイの味を楽しみつつ、アイスココアを飲んだ。Lがお菓子捕食時に飲むのは大抵コーヒーや紅茶である場合がほとんどなのだけれど、カフェインのとりすぎは体に良くないとの理由から、最近はココアのでる回数が多くなっている。
(カフェインは頭の働きが冴えていいんですけどね……まあ、ラケルがポリフェノール含有量がどうの、食物繊維がどうのとうるさいので、ここは譲歩しておきましょう)
 そんなわけで、Lはパイを食べながらアイスココアを飲み、バグダッドにいるマクブライド大佐からきたEメールを読んでいた。
(ミサイル攻撃とはまた、穏やかじゃないですね……)
 Lは携帯電話を手にとると、メロにすぐ電話をした。だが通じない。行方不明というのは、ディキンスン少将が彼を殺したことをごまかすための言い訳とも思えないが、とりあえず今はメロから直接連絡があるのを待つしかないということになる。
(わたしの読みが甘かったか……ただ軍隊の中に紛れこみ、アブグレイブ刑務所の刑務官の仕事にメロのことをまわしてもらえさえすればよかったのだが……その理由はアブドゥル・ラシッドという男を釈放し、<L>が直接彼のことを訊問するためということにしてある。男の顔はわかっているが写真もなく、名前ももしかしたら偽名かもしれない。だがその男を捕えてLが直接訊問するということは、必ずやアメリカの国益にも繋がることである……というのが表向きの理由だ。だが軍には何かよほど知られたくない事情でもあったのか、それともうるさい蝿に煩わされている余裕はないと判断されたのか……だとしてもミサイル攻撃というのはいきすぎている。まあ、そのお陰でマクブライド大佐がディキンスン少将に不信感を持ち、こちらに協力してくれそうなのは助かるが……)
 Lはワタリ宛てにマクブライド大佐へのメールを送ると、それを彼女のアドレスへ転送してくれるよう頼んだ。メールの内容は、必ず自分の配下の者が大佐と連絡をとろうとするであろうこと、また自分が密偵を使ったのは、刑務所内にいる人間が軍に隠されることを怖れたためだとそこまで書き記した。本当はアブグレイブ刑務所のことは、メロが直接彼女に会ってからだすべき名称であったが、この際仕方がない。それにメロが刑務所内にいる誰を探しているのかを事前に探ることは不可能でもあった。何故ならそれはメロが直接アブグレイブ刑務所へ赴いたあとで、<誰か適当な人材をいかにもそれらしく仕立て上げる>という予定だったからである。
 なんにしてもLはメロのことを信頼していた。いや、信用しきっていたといってもいい。彼がこの程度のことで自分の任務を諦めるはずがなかったし、連絡がとれないのにはそれなりに理由があるはずだった。
(だとすれば、わたしはわたしで、やれることはすべてやっておくべき……)
 Lはパイナップルパイとレモンパイの最後の一切れを名残惜しそうに口の中へ放りこむと、隣の居間となっている部屋へいった。おかわりの催促というわけではない。来週の日曜日、カルロ・ラウレンティス枢機卿が聖職を務めるカトリック教会へ、ラケルのことを誘うためである。
「ラケルは来週の日曜日、何をしていますか?」
 アイスココアの入ったマグカップを片手に肘掛椅子に座りこむ。ラケルはちょうどその時、テーブルの上にメロの写真を置き、チョコレートを一枚、お供えしているところだった。彼女はメロがイラクへいって以来、毎日おやつの時間になると必ずそのようなことをしていた。
(何かが間違っている……)そう指摘したいのはLとしても山々だったが、メロのイラクいきについては今も彼らの間では意見が別れており、藪の中の蛇をつつくような、余計なことは言わないほうが得策だった。
「来週の日曜日?ええと、その日はまず朝起きたらごはんを作って、十時になったらおやつをこしらえて、十二時になったらお昼ごはんを作るの……それで三時のおやつを作って、買物にいって、そのあと夕ごはんを作って……」
「わかりました。ようするにいつもどおり暇ってことでいいんですね?」
「暇っていうか……」と、ラケルはどこか不満そうな顔をする。「これでもわたしはわたしなりに忙しいんです。どっかの誰かさんが一日に十も二十もケーキやパイを作らせるから……あ、生クリームが切れたの忘れてたわ。あとでシュークリーム作るのに買い足しておかなきゃ」
 ラケルはエプロンのポケットから買物リストの書かれたメモ紙をとりだすと、そこに生クリームと書き足している。
「前にも言ったと思いますが、わたしは食べ物に関しては甘いもの以外ほとんど興味がありません。他の普通の食事はあくまでも栄養分を補うためのもので、美味しいか不味いかなどもそう大した問題ではありません。ラケルは甘いものメインで美味しいものをこしらえてくれたらわたしはそれでいいんです。あとの普通の食事は手抜きでもルームサーヴィスでもなんでもいいんですよ。だから、ラケルが甘いものに関してあれやこれや工夫を凝らそうとしてくれるのは嬉しいですが、それ以外の食べ物についてわたしになんとか美味しく食べさせようとするのは徒労というものです……」
「だって、この間TVで『痩せてる人も御用心!メタボシンドローム』っていうのやってたんだもの。甘いもの以外の食事が本当になんでもいいなら、これからは野菜と魚料理中心っていうことでもいいの?」
「そうですね……まあ、なんでもいいですが、わたしの体脂肪率は確か、ラケルより低かったはずですよ。この間あなたが無駄銭をはたいて買ってきた測定器、まだ持ってますか?ラケルは機械が壊れてるとかいって絶対認めませんでしたが、なんだったらもう一度測ってみましょうか?」
「えっ!?だってあれ、壊れてたから捨てちゃったもの。十ドルなら手頃な値段でいいかなって思ったから買ったのに、あんなインチキ商品をTVショッピングが売りつけるなんて許せないわ」
「…………………」Lはしばし沈黙したのち、部屋のサイドボードの上に二枚の板があるのを見て、それを手にとった。まるでカスタネットでも鳴らすように、カチカチとそれを鳴らす。
「これも確か十ドルで買ったんですよね?通信販売のカタログか何かで……その後役に立ってますか?」
「だって、ここはフロリダじゃなくてニューヨークにある高級ホテルだもの。ゴキブリなんて出ないし、だから役にも立ってません」
 ラケルは以前Lとメロに大笑いされたことを思いだして、どこか怒ったような口調でそう言った。通信販売のうたい文句には『これでどんなゴキブリも一発撃滅!しかも低価格!』とあったのだけれど――その殺し方というのが実は、①一枚目の板にゴキブリをのせる、②二枚目の板で一枚目の板の上にのったゴキブリをすり潰す……と、取扱い説明書に書いてあるものだったのである。
「こんなものに騙されるなんて」とメロに至っては腹を抱えて笑い転げていた。「確かにまあ、このやり方なら間違いなく死ぬだろうけど、それにしてもこんな馬鹿な商品を他に買う奴がいるのかな。いたとしたらそいつの顔を見てみたいよ」
 その後、ラケルが詐欺商品をつかまされたとして、通信販売会社に商品を送り返そうとしていると、Lはまた笑いながら「やめたほうがいいですよ」と言った。
「これはいわゆるジョーク商品というやつです。ようするに引っ掛かる人間が悪いんですよ。とりあえずあなた以外の人間は笑って楽しませてもらったわけですし、十分元はとったと思ってどこか部屋の隅にでも記念に飾っておくんですね。まあラケルは中身が日本人ですから、こういうジョークが通じないのもわからなくはありませんが……」
「なによ、Lもメロちゃんも笑ってたけど、カタログには本当にちゃんと一発で殺せるって書いてあったんだから!でも殺すのに板を二枚使用しますとは書いてなかったのよ!これは立派な詐欺なんだから!」
「まあまあ」と、Lはまた二枚の板を打ち合わせてカチカチと鳴らしている。「わたしが言いたいのはただ、あなたがこういうくだらないものにお金を使いすぎるということです。十ドルで体脂肪の測定器を買うのもゴキブリを殺すための板を買うのもいいですけどね、どうせだったらもっと高いお金をだしても、きちんとした物を買ったらいいじゃないですか。わたしはラケルが何にいくらお金を使っても、文句なんて言う気は全然ないんですから」
「……でもそれって、わたしがLのために甘いものを作るから、そのお駄賃ってことなのよね?」
「お駄賃って……ようするに小遣いってことですか?まあ、そうとってくれても構いませんし、単にわたしはホテルからホテルへ渡り歩くような生活にラケルのことをつきあわせているので、あなたのストレス解消になるなら、少しくらい散財してもどうとも思わないというそれだけです。この間ラケルは自分のことを甘いもの製造機だとわたしが思ってると言って非難しましたが、それでいくとわたしはさしずめ、ゴキブリ・クモその他害虫殺し機ってところなんじゃないですか?」
「…………………」
 もちろんここはマンハッタンの景色が一望できるような、超のつく豪華高級ホテルだったので、ここへきてから虫がでるような憂き目には一度も遭ってはいない。それでもラケルはLの答えが自分に対してそれなりに配慮のあるものであるように感じて、内心満足した。顔の表情には決してだしはしなかったけれど。
「L、オーブンの中にフルーツケーキが入ってるけど、食べる?」
「ええ、もちろん。いただきます」
 フルーツケーキ、と聞いて反射的によだれがでたのを手の甲で拭っているLのことを眺めながら、ラケルはオーブンの中に隠しておいた予備のケーキをとりだしにいった。ついでに冷蔵庫の中のアイスティーも持っていく。
(どうしてわたしもこう甘いのかしらねえ)などと思いつつ。
 そしてLは甘いもの製造機……じゃなくて、甘いものを作るのが上手な妻を持って良かったと思いつつ、フルーツが中にぎっしり詰まった長方形のロールケーキを貪り、再び自分の仕事部屋へと戻ったのだった。
(あ、そういえば日曜日に教会へ礼拝にいきましょうって言うの、忘れてました)
 口のまわりについたクリームをぺろりと食べながら思いだしたものの、Lは(まあ、いいか)と後回しにすることにした。
(どうせ日曜日の朝にそう言っても、ラケルに用事なんてないわけですし、もし何か文句を言われたら「メロのために一緒に祈りにいきましょう」とでも言えばいいんですから簡単です)
 こうしてLは騙しやすい女房を持ってよかったとも思いつつ、ヨーロッパの偽札事件――正確には新札事件とでも呼ぶべきなのだろうけれど、便宜的に彼とニアの間でそう呼んでいる――について、ある新事実を元にひとつの推理を組み立てていった。彼の場合、体内に糖分が不足すると推理力もまたそれに比例するように低下していく。そういう意味でラケルは彼のバックアップに十分役立っているといえたけれど、本人にはどうもその重要性がいまだによく理解できていないようなのだった。それで時々「どうせ、わたしなんて甘いものが作れなかったら価値が半減するんでしょ」などといじけたように拗ねてみせては、Lの反応を無意識のうちにためそうとするらしい。一度、「そんなことはありません。他にもわたしの好きな時にえっちなことをさせてくれたりとか、ラケルのいいところはたくさんあります」と大真面目に言ったところ、ますます怒ったことがあったけれど……女心は複雑だとつくづくLは思う。
(まあ、それはさておき)と、Lは紙にまるでコンパスででも描いたように、正確な円形を幾つか書いた。その丸の上に日付を、そして丸の中には統計グラフのような線を引き、外側に時計と同じく時間を書きこんでいく。EU中央銀行総裁の死の前数日間の足取りがそこに正確に書き記されていくが、どうしても行動のわからなかった時間については当然空白となる……普通であればその空白の時間にこそ何かがあったに違いないと注目するのかもしれなかったが、Lは空白は空白として放っておいた。どちらかというと大切なのは、わかっている範囲内で、総裁がいつどこで誰と会っていたのかという事実だった。もし相手がLの睨んだとおり<催眠術師>であるのなら、あくまでもさり気なく接触している可能性が高い。Lにとって大切なのは、その催眠術師が果たして「どこまで操れるのか」ということだった。催眠術など馬鹿げていると、普通は警察に話しても相手にはしてもらえないだろう。だが――以前に一度こういう前例があったのをLは知っている。四年ほど前、イギリスのロンドンで、ビッグベンが午後の三時を知らせるのと同時に、二十階建てのビルから飛び下り自殺した上院議員がいたのだ。彼は汚職事件の張本人としてやり玉に上げられていたのだが、本当はそれはただの濡れ衣だった。しかし当時は責任をとっての自殺と見る線がもっとも有力で、誰も催眠術にかかって自殺させられたのだとは思いもしなかった。その時Lはある偶然から、その上院議員が催眠術にかけられている瞬間を収めたビデオテープを入手していた。まったく別の殺人事件を追っていたにも関わらず、たまたま駅の構内を映したテープを何度も巻き戻して見ているうちに気づいたことだった。
 ジェームズ・ガートナー上院議員は、十四、五歳くらいの少年と話をしており、ベンチに座ったり、周囲を何度かぐるぐるまわったりといった奇妙な行動を繰り返したのち、プラットフォームから下りて電車のくるぎりぎりの時間になるまで線路をうろついたりしていたのだ。そして再び少年の座るベンチまでくると、何かを彼に指示されたのち、駅の構内から姿を消した……彼が投身自殺をはかったのは翌日の三時、ビッグベンの鳴り響いたその瞬間であり、ビデオテープに少年と映っていたのはその前日の午後四時過ぎのことだった。この考えでいくと、自殺の暗示をかけられた約十一時間後にガートナー議員は死亡したことになり、操れる時間の範囲は最低でもその十一時間内となる。しかし、Lがもっとも気になるのは、その少年がまだたったの十四、五歳にすぎないということだった。たまたま趣味で催眠術の研究をしていたら、自分に強力な能力があることに目覚めたとでもいうのだろうか?いや、そんなことはありえない、とLは思う。間違いなくガートナー上院議員は彼の所属する組織の<上>の人間から「用なし」と見なされて殺されたに違いなかった。Lはこうした経緯から、最初はまるで興味のなかったイギリス民主党上院議員殺しという事件の解決に手をだし、ガートナー議員の濡れ衣を晴らしたまではよかったものの、結局一番知りたかったこと――あの少年が何者だったのかについてまでは、迫ることができなかった。しかしながら、その時のビデオテープはLの永久保存ファイルにしっかりと収められ、Lはそのテープに映された少年の顔をあらためて拡大し、さらにその顔が四年経った今どうなっているかという予想を元にしたモンタージュ写真もすでにコンピューターで作成済みだった。
(とりあえずこの写真をニアに送って、総裁が彼と一度でも会っていなかったかどうかもう一度周囲の人間に聞きこみを行ってもらうとしよう。幸い、総裁は几帳面な性格で、まるで判で押したような生活を繰り返している……いきつけの喫茶店、いきつけのレストラン、いきつけのパブ、その他なんでも<いきつけ>の場所に足を運んでいる場合が多い。逆にいうと、それ以外の場所へ彼がいくことは極めてあやしいということにもなる)
 そしてここでもうひとつ、Lにはどうしても確かめておきたいことがあった。TVのショーにでてくるような催眠術師や、催眠術を使った治療を行う精神科医などからはとうの昔に話を聞いていたので、Lの知りたいのはさらにもっと上の高度な催眠技術についてだった。基本的には、催眠術で人を自殺させたり、あるいは誰かを殺させたりということは不可能ということになるらしい。つまり、無意識の領域にそうした強い暗示を植えこんでも、精神がそれに反発を起こすためにその反発を乗り越えてまでも自殺を成し遂げさせたり、誰か他の人間を殺したりということはできないらしかった。だが、何か特定の完成された催眠メソッドとでも呼ぶべき手順を持つ術者がいたとしたら?
(不可能ではない……そして何より今は、今回の事件に関係があるにしてもないにしても、例の少年を見つけだすことが、事件解決の糸口に間違いなく繋がることだろう)
 だが、人探しの天才と言われるLにすら見つけだすことのできなかった人間をいまさら見つけるのは困難なことかもしれなかった。そこでLはもうひとり、催眠術師の可能性のある人物――カルロ・ラウレンティス枢機卿のことを探りはじめることにした。すでに例の日記帳から、彼が催眠術師かもしれない可能性がふたつ、Lには疑われていた。だが他の誰にそのことを説明したとしても、枢機卿が催眠術師だなどとは馬鹿げている、そのような反応しか返してはもらえないだろう。その可能性にLが気づいたのは、一重に彼が人並み外れた頭脳と勘のよさを持っていたからに他ならない。おそらくはあのサイラス大統領の日記帳が公式に出版されて多くの人の目に晒されることになったところで、その可能性に気づけた人間はひとりもいなかったはずだ。
(こうなってくると、なんだか来週の日曜日が待ち遠しいですね……)
自分の推理の積み上げが当たる瞬間が近づいてくる時ほど、Lにとって心楽しいことはない。美味しいケーキとラケルと推理、その三つはLの人生にとって三位一体ともいえる神聖なものだった。ラケルがいなくなれば彼女の作る美味しいケーキもなくなり、またケーキがなくなれば推理する頭脳が糖不足となるのだから、どれかひとつが欠けてもLにとっては困るのだ。だからラケルが時々「Lはわたしがいてもいなくても本当はどうでもいいんでしょ」と言って拗ねるのが何故なのか、彼には本当に理解ができないのだった。


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【2008/01/24 21:16 】
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